デッキリスト
レイラインズ(Leylines)
解説
各種「力線」はゲーム開始時に手札にあれば戦場に出した状態でゲームを開始でき、効果も強力なカードだ。特定のデッキに対する有力なサイドボードとして、モダンやレガシーにおいて大活躍している。しかし、この「力線」を大量投入し、相手を殴り倒す手段として利用してしまうデッキが「レイラインズ(Leylines)」だ。
まずはデッキ構成を見て欲しい。メインボードに26枚もの「力線」が投入されている。これだけ投入していれば、ゲーム開始時の手札に3枚程度は期待できそうだ。「レイラインズ(Leylines)」が狙う基本的な勝ち筋はこうだ。まず、①ゲーム開始時にありったけの力線を戦場に出す。②エンチャントの数だけ白マナを出せる「セラの聖域」から「オパール色の輝き」を展開し、全ての力線を4/4クリーチャーに変えて殴りきる。実にシンプルだ。
理想論を言えば、初手の手札に力線5枚、「セラの聖域」「オパール色の輝き」が揃っていれば1ターンキルも可能だ。力線はゲームの開始時には既に戦場に出ている…つまり「ターン開始時にはコントロールしている」扱いになるため、召喚酔いは解けている状態である。4/4の力線5体でアタックすることで、ぴったり20点だ。
現実はそうそう上手くいかないので、「血清の粉末」でキーカードが引けるまで引き直したり、「輪作」で「セラの聖域」を、「悟りの教示者」「牧歌的な教示者」で「オパール色の輝き」をサーチしながら戦っていくことになる。爆発力があり夢のあるデッキだが、キーカードである「オパール色の輝き」が引けないと本当に弱いため、別の勝ち手段として「Helm of Obedience」が投入されている。「虚空の力線」またはサイドボードにある「安らかなる眠り」が戦場にある状態で「Helm of Obedience」の能力を起動すると、カードが墓地に置かれることが置換されて追放されるため、Xをいくつにしようと相手のライブラリーを空にできる。
参考
https://www.mtggoldfish.com/articles/instant-deck-tech-leylines-legacy
※元記事のリストではメインボードでカードが2枚不足