デッキリスト
グロリアススーパーフレンズ by SaffronOlive
解説
Glorious End / 栄光の幕切れ (2)(赤)
インスタント
ターンを終了する。(このカードを含め、スタック領域にある呪文や能力をすべて追放する。現在のターンを進行しているプレイヤーは、カードを自分の手札の上限枚数になるまで捨てる。ダメージは消え、「このターン」と「ターン終了時まで」の効果は終わる。)
次のあなたの終了ステップの開始時に、あなたはこのゲームに敗北する。
アモンケットで登場した《栄光の幕切れ/Glorious End(AKH)》。相手ターンのアップキープに撃つことで相手のターンを即座に終了させ、実質わずか3マナで撃てる《時間のねじれ/Time Warp(M10)》と化す。追加ターンを得ているようなものなのだから、強力な能力を持つプレインズウォーカーと組み合わせれば相性が良いはず…。そんなコンセプトから生まれたのが、この「グロリアススーパーフレンズ」。「フレンズ」というデッキ名からもわかるように、このデッキには17枚ものナヤ・カラーのプレインズウォーカーが投入されたプレインズウォーカー・コントロールデッキだ。
知っての通り、《栄光の幕切れ/Glorious End(AKH)》には「次の終了ステップの開始時にゲームに敗北する」という強烈なデメリットがある。このデメリットを打ち消すのは、《試練に臨むギデオン/Gideon of the Trials(AKH)》の奥義。一度紋章を得てしまえば、参照するプレインズウォーカーは「ギデオン」であればよいため、よりアグレッシブな《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar(BFZ)》で維持してもよい。
強制敗北を回避するバックアッププランとして、《極上の大天使/Exquisite Archangel(AER)》も準備されている。敗北を回避する代わりに自身を追放する必要があるため、《試練に臨むギデオン/Gideon of the Trials(AKH)》よりも優先度は下がるが、《先駆ける者、ナヒリ/Nahiri, the Harbinger(SOI)》の奥義で直接サーチできるのはこちらのメリットだ。重ね引きを防ぐため、採用は1枚に抑えられている。
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《栄光の幕切れ/Glorious End(AKH)》の美味しいところだけを享受しつつ、プレインズウォーカーの能力を連打していくわけだが、主な勝ち手段は2つ。1つ目は、《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar(BFZ)》《生命の力、ニッサ/Nissa, Vital Force(KLD)》《炎呼び、チャンドラ/Chandra, Flamecaller(OGW)》によるビートダウン。2つ目は、《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance(KLD)》の奥義によるバーンだ。
その他のパーツは、いち早くプレインズウォーカーを着地させ、守るためのカードで固められている。3ターン目、4ターン目にプレインズウォーカーを着地させるために、マナクリーチャーである《導路の召使い/Servant of the Conduit(KLD)》《媒介者の修練者/Channeler Initiate(AKH)》を採用。さらに、ダブルシンボルの多いプレインズウォーカーのマナの支払いをサポートするため、《ニッサの誓い/Oath of Nissa(OGW)》を用いている。
除去は全体除去の《焼けつく双陽/Sweltering Suns(AKH)》《燻蒸/Fumigate(KLD)》で小粒のクリーチャーを薙ぎ払い、《絶え間ない飢餓、ウラモグ/Ulamog, the Ceaseless Hunger(BFZ)》などの除去が効かない脅威に対しては《排斥/Cast Out(AKH)》で対応する。
ターンを飛ばされながらアドバンテージを得られつつ、強力なプレインズウォーカーの能力を連打されたら…。対戦相手のうんざりする顔が目に浮かぶようだ。
参考
MTG GOLDFISH
Against the Odds: Glorious Superfriends (Standard) by SaffronOlive
https://www.mtggoldfish.com/articles/against-the-odds-glorious-superfriends-standard