デッキリスト
氾濫全知(オムニフロッド) by ニードル君
◆日本語リスト
【クリーチャー】
4:《願いのフェイ+成就》
4:《ネシアンの放浪者》
2:《大いなる歪み、コジレック》
【スペル】
4:《開花+華麗》
4:《海の神のお告げ》
4:《狼柳の安息所》
1:《牧歌的な教示者》
4:《狩猟の神のお告げ》
2:《抽象からの抽出》
3:《予期の力線》
4:《涙の氾濫》
2:《副陽の接近》
2:《全知》
【土地】
1:《平地》
5:《島》
4:《森》
2:《寺院の庭》
4:《繁殖池》
4:《ヤヴィマヤの沿岸》
【サイドボード】
4:《ドビンの拒否権》
1:《無限への突入》
2:《メレティス誕生》
4:《燻蒸》
1:《副陽の接近》
1:《サンドワームの収斂》
2:《時を解す者、テフェリー》
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解説
Flood of Tears / 涙の氾濫 (4)(青)(青)
ソーサリー
土地でないパーマネントをすべてオーナーの手札に戻す。これによりあなたが、あなたがコントロールしていてトークンでないパーマネントを4つ以上戻したなら、あなたはあなたの手札からパーマネント・カード1枚を戦場に出してもよい。
Omniscience / 全知 (7)(青)(青)(青)
エンチャント
あなたは、あなたの手札から呪文を、それらのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。
今回のピックアップデッキはパイオニアの「氾濫全知(オムニフロッド)」!
デッキ名からもわかるように、このデッキは《涙の氾濫/Flood of Tears(M20)》の手札から好きなパーマネントを戦場に出す効果で、説明不要の強さを持つ《全知/Omniscience(M19)》を叩きつけるコンボデッキだ。元々モダンにも存在するアーキタイプだが、今回パイオニア向けにアレンジされている。それでは早速リストを見ていこう!
《ネシアンの放浪者/Nessian Wanderer(THB)》
《開花+華麗/Flower+Flourish(GRN)》
《狼柳の安息所/Wolfwillow Haven(THB)》
《狩猟の神のお告げ/Omen of the Hunt(THB)》
まずこのデッキが目指すのは、トリガーとなる《涙の氾濫/Flood of Tears(M20)》を撃つための準備を整えること。つまり、土地以外のパーマネントを4つ以上コントロールし、唱えるための6マナを確保する必要がある。
そのために、このデッキには《ネシアンの放浪者/Nessian Wanderer(THB)》や《開花+華麗/Flower+Flourish(GRN)》といったライブラリーから土地をサーチして手札に加える能力を持つカードと、《狼柳の安息所/Wolfwillow Haven(THB)》や《狩猟の神のお告げ/Omen of the Hunt(THB)》のようなマナをブーストできるカードを多く採用。全体的にエンチャントが多めの構成に寄せてあるので、中でも《ネシアンの放浪者/Nessian Wanderer(THB)》の能力は複数回の誘発が見込める。これにより、マナ基盤の安定を図り確実に6マナ圏への到達を可能にしている。
《海の神のお告げ/Omen of the Sea(THB)》
《抽象からの抽出/Drawn from Dreams(M20)》
《牧歌的な教示者/Idyllic Tutor(THB)》
《涙の氾濫/Flood of Tears(M20)》と《全知/Omniscience(M19)》を手札に揃える役割は、フル投入された《海の神のお告げ/Omen of the Sea(THB)》と《抽象からの抽出/Drawn from Dreams(M20)》が担う。「お告げ」サイクルのカードはエンチャントであり、パーマネントとして戦場に残り続けてくれるのがミソ。ゲーム後半は《涙の氾濫/Flood of Tears(M20)》でバウンスする弾にもなる。また、《抽象からの抽出/Drawn from Dreams(M20)》は4マナ2ドローながら「見られる枚数」が7枚と多く、キーカードを集めたいコンボデッキには非常にありがたい存在だ。
《全知/Omniscience(M19)》だけであれば、《牧歌的な教示者/Idyllic Tutor(THB)》で一本釣りも可能。コンボパーツを集めるためのカードがふんだんに盛り込まれているため、この2枚のキーカードを手元に集めるのはそう難しいことではない。
《涙の氾濫/Flood of Tears(M20)》
《全知/Omniscience(M19)》
《大いなる歪み、コジレック/Kozilek, the Great Distortion(OGW)》
《副陽の接近/Approach of the Second Sun(AKH)》
準備が整ったら、いよいよ《涙の氾濫/Flood of Tears(M20)》の出番!
カウンターには十分な警戒が必要だが、土地でないパーマネントを全てバウンスできるため相手の戦場は壊滅。そして、更地となった盤面にこちらの《全知/Omniscience(M19)》が降り立つ!
《全知/Omniscience(M19)》さえ出てしまえば、あとはこちらの独壇場だ。《涙の氾濫/Flood of Tears(M20)》でバウンスしたパーマネントを再キャストして盤面を整えたり、《大いなる歪み、コジレック/Kozilek, the Great Distortion(OGW)》で手札を補充したり…。
そして、フィニッシュは《副陽の接近/Approach of the Second Sun(AKH)》で決まり!
《副陽の接近/Approach of the Second Sun(AKH)》は一度唱えるとライブラリートップからから7枚目に逃げてしまうが、《海の神のお告げ/Omen of the Sea(THB)》を連打して引き込んだり、《抽象からの抽出/Drawn from Dreams(M20)》で即アクセスしたりと、《全知/Omniscience(M19)》さえあればどうとでもなってしまう。相手にターンを返すことなく、そのままゲームを決めてしまうことも!
個人的に、《涙の氾濫/Flood of Tears(M20)》は『基本セット2020』発売時に1000枚買え枠として注目していたお気に入りカード。そんな《涙の氾濫/Flood of Tears(M20)》がフィーチャーされ、面白いデッキに仕上がっているのは嬉しい限り!更地の盤面に《全知/Omniscience(M19)》を叩きつけたいプレイヤー諸君、今すぐデッキを組んでみよう!
マジックザギャザリング/英語版/R/基本セット2020/青[R] : Flood of Tears/涙の氾濫
参考
氾濫全知/オムニフロッド(パイオニア 氾濫全知) by ニードル君
http://teamys.net/top/deckall.php/MODERN/1/1622652/