トレトク:MTG鬼アドくじ(2019年11月分)
さて、今回は久々にトレトクさんのくじで勝負!
「爆アドくじ」が定番となっているトレトクさんだが、今回(11/25〜11/29)は「特殊くじウィーク」と題して様々なくじ商品を展開。マジックは「MTG多言語くじ」「MTGサインドくじ」「MTG Volcanic Islandくじ」「MTGエラーくじ」などが販売され、中でも「MTG鬼アドくじ」は当たりが他店舗のくじよりも非常に高額なのが特徴だ。
※画像はトレトクさん公式ブログより引用
この「鬼アドくじ」は、1口10,000円で全50口。当たりは上記の写真の通り10口で、《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond(STH)》《裏切り者の都/City of Traitors(EXO)》といった高額くじの大当たり相当のカードはもちろんのこと、《ガイアの揺籃の地/Gaea's Cradle(USG)》:ジャッジ褒賞版などの通常のくじ商品では滅多にお目にかかれない超高額カードもラインナップされている。その反面、ハズレは500〜1,500円程度のカードがほとんどで、天国か地獄か、0か1かを体現したハイリスクハイリターンなくじだ。
当たりを引かない限り決して元は取れないが、この上ない博打感を味わえるくじ。今回は購入制限である2口購入で勝負!
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鬼アド目指して大勝負!
くじはダブルスリーブな上にローダー入り。カードは2枚封入されており、表から見えるのは緩衝材がわりのフルアート土地カード。
まずは一口目、《花の絨毯/Carpet of Flowers(USG)》!
レガシーや統率者で活躍する「青殺し」のカード。1マナと非常に軽く、青いデッキが相手なら最序盤からプレッシャーをかけられるのが偉い。レガシーでは主にサイド用のカードだが、アンコモンながら1,000円を余裕で超えるナイスカード。...しかし、1万円のくじとしては当然のことながら爆死である。一瞬にして諭吉さんが消し飛んだので、精神的ダメージもひとしお。
そして二口目、最後のくじへ…。
《The Tabernacle at Pendrell Vale(LEG)》
なんてこったい
フルアートの沼の背面から現れたのは、なんとタバナクル!!思わず手が震えた…。
しかも状態がよく、コンディションとしてはニアミント辺りに見える。トレトクさんのくじは当たりカードの状態が良いものが多く(もちろん例外もあり)、コレクターにとっては大変ありがたい。
さて、この《The Tabernacle at Pendrell Vale(LEG)》だが、通称「名前の長い土地」として有名で、「土地単」の主力カードとして使用されている。《ペンドレルの霧/Pendrell Mists(WTH)》の4マナ相当の動きを、土地を置くだけで実行できてしまうのだからその強さは折り紙つきだ。しかも、土地なので打ち消されることがない。
Foilを除けばレガシーフォーマットのカードとしては最も高価で、今回当ててしまったイタリア語版でも20万相当、英語版ともなれば30万弱という恐るべきカードだ。その価格の高さから、「土地単」構築にあたっての最大のハードルとなっている。このカードの存在で、「土地単」という選択肢を諦めたプレイヤーは多いはずだ。
「土地単」のユニークさは唯一無二で、その独自のムーブに以前から憧れていたのだが...。デッキ構築の最大の障害をひょんなことから越えてしまったため、これはもうデッキを組むしか!第二の障害として《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond(STH)》4枚が控えているが、これはまぁ、少しずつ買い集めていけば何とか…。
【今回のくじ結果(ざっくり価格)】
+1,500 《花の絨毯/Carpet of Flowers(USG)》
+200,000 《The Tabernacle at Pendrell Vale(LEG)》
-20,000(くじ購入代)
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+181,500 yen
リターン率:1007.5%
今回はこの上ない大勝ち!
今年のくじの負け分を全部取り返せた気がする…!
参考
トレトク
https://www.toretoku.jp/