『モダンホライゾン』を剥くなら今なのでは
さて、今日は『モダンホライゾン』のお話。Foil確定封入でもないのに通常エキスパンションよりもパック単価が高く、プレビューも後半失速したこともあってそこまで人気のパックにはならなかったのですが、発売から約2ヶ月、今が剥き得なのでは?と考えています。
主な理由はもちろん《レンと六番/Wrenn and Six(MH1)》の超が付くほどの高騰です。初見で見ても強いカードだったのですが、限定生産のパックではないので5,000円程度で安定すると思っていました。ところが最近では1万の大台を軽く超える始末で、完全に読みが外れた1枚です。3480円で予約できていたあの頃が懐かしいですね...
実際に使ってみましたが、モダンで使っても「マナ基盤を安定させられる」「ティム能力でシステムクリーチャーを焼ける」「稲妻1発では死なないボディ」のPWが2ターン目に着地するのは相当に強いです。レガシーでは《不毛の大地/Wasteland(TMP)》と組み合わせることでもはや別次元のゲームになります。うーん、やはり弱い部分が見当たらない。
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そして、『モダンホライゾン』といえば当初ハズレアと言われていた《呪詛呑み/Hexdrinker(MH1)》と《歴戦の紅蓮術士/Seasoned Pyromancer(MH1)》もグングン伸びて、今では立派な神話レアらしい価格にまで到達しました。逆に神話レアで言えば《永劫のこだま/Echo of Eons(MH1)》と《慈悲深きセラ/Serra the Benevolent(MH1)》、そして《解き放たれた繁栄/Unbound Flourishing(MH1)》が値下がりしましたが、その他の神話レアはそこそこの価格を維持し、意外と耐えている印象です。
そこで「晴れる屋」さん価格で神話レアの1枚当たりの平均価格を算出すると2,307円。まぁこれは《レンと六番/Wrenn and Six(MH1)》が一人で引っ張っている結果ですが、《レンと六番/Wrenn and Six(MH1)》を抜きにしても、残りの14枚の平均価格が1,507円なので悪くない数字です。また、レアの平均価格は1枚当たり533円。こちらも《否定の力/Force of Negation(MH1)》が押し上げている感は否めませんが、キャノピーランドなどの中当たりも多いです。(この価格は7/17時点でのセール価格の商品を含んでいるので、若干安めに出ています)
上記のデータを元に、1BOX36パック入り、神話レアを4枚引ける箱だとして計算すると、1BOX当たりの期待値は25,751円です。実際は神話レア5枚箱も多いですし、1箱に1枚以上はレアFoilチャンスのボーナスが付くことも考えると、BOXの価格が2万を切り始めた今現在、中々お得なパックなのではないでしょうか。
『モダンホライゾン』:2019年6月14日発売
●日本語版:
楽天 / あみあみ / 駿河屋
●英語版:
楽天 / あみあみ / 駿河屋
現時点ではキャノピーランドを使用するデッキがあまり結果を残していないためか、BOXとしてはあまり人気が無く値下がり傾向にありますが、ひとたび結果を残せば一気に飛びそうだと睨んでいます。『基本セット2020』は珍しくシングル購入でほぼ済ませてしまったので、余力分を今一度こちらに回す予定です。2BOXぐらい追加で買いましょうかね…!