デッキリスト
格安エルフ by catnap
Creatures (37) 4 Llanowar Elves 4 Heritage Druid 4 Elvish Mystic 4 Nettle Sentinel 4 Elvish Clancaller 4 Dwynen's Elite 3 Steel Leaf Champion 4 Elvish Archdruid 3 Beast Whisperer 3 Ezuri, Renegade Leader Spells (6) 4 Lead the Stampede 2 Throne of the God-Pharaoh | Lands (17) 15 Forest 1 Westvale Abbey 1 Pendelhaven Sideboard (15) 2 Reclamation Sage 1 Chameleon Colossus 2 Heroic Intervention 2 Beast Within 1 Creeping Corrosion 2 Tormod's Crypt 3 Damping Sphere 2 Vivien's Arkbow |
◆日本語リスト
【クリーチャー】
4 ラノワールのエルフ
4 遺産のドルイド
4 エルフの神秘家
4 イラクサの歩哨
4 エルフの部族呼び
4 ドゥイネンの精鋭
3 鉄葉のチャンピオン
4 エルフの大ドルイド
3 獣に囁く者
3 背教の主導者、エズーリ
【スペル】
4 暴走の先導
2 王神の玉座
【土地】
15 森
1 ウェストヴェイルの修道院+不敬の皇子、オーメンダール
1 ペンデルヘイヴン
【サイドボード】
2 再利用の賢者
1 カメレオンの巨像
2 英雄的介入
2 内にいる獣
1 忍び寄る腐食
2 トーモッドの墓所
3 減衰球
2 ビビアンのアーク弓
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解説
Elvish Clancaller / エルフの部族呼び (緑)(緑)
クリーチャー — エルフ(Elf) ドルイド(Druid)
あなたがコントロールしている他のエルフ(Elf)は+1/+1の修整を受ける。
(4)(緑)(緑),(T):あなたのライブラリーから《エルフの部族呼び/Elvish Clancaller》という名前のカード1枚を探し、それを戦場に出す。その後、あなたのライブラリーを切り直す。
1/1
Ezuri, Renegade Leader / 背教の主導者、エズーリ (1)(緑)(緑)
伝説のクリーチャー — エルフ(Elf) 戦士(Warrior)
(緑):他のエルフ(Elf)1体を対象とし、それを再生する。
(2)(緑)(緑)(緑):あなたがコントロールするエルフ・クリーチャーは、ターン終了時まで+3/+3の修整を受けるとともにトランプルを得る。
2/2
新たなフォーマットへの参入、それは非常にハードルが高いものだ。特にスタンダードからモダン、モダンからレガシーといったように、カードプールが広がる方向へのフォーマットのシフトはカード資産という金銭的な壁が立ちはだかる。そこで今回は趣向を変えて、「モダン」フォーマットにおいて格安で組めるデッキをピックアップする。
第一弾として今回紹介するのは「格安エルフ」!既にモダン環境では古くから成立しているデッキだが、格安で組めるようにアレンジしたリストになっている。
「エルフ」というアーキタイプの基本的な動きは、軽量なエルフ・クリーチャーを序盤から次々と繰り出し、ロードとなるクリーチャーを用いて強化しつつ、面で攻める…というものだ。価格を抑えながらも、このリストはしっかりとその動きを踏襲!それでは早速中身を見ていこう!
再序盤から繰り出していくのは、マナ・クリーチャーとなる《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(M19)》《エルフの神秘家/Elvish Mystic(M15)》あるいはアタッカーとなる《イラクサの歩哨/Nettle Sentinel(EVE)》の3枚。クリーチャーの横展開を急ぐこのデッキにおけるマナ・クリーチャーの存在は重要で、2ターンのアクションが大きく変わる。マナ・クリーチャー経由で(スタンダードの緑単でお馴染みの)2ターン目に《鉄葉のチャンピオン/Steel Leaf Champion(DOM)》を着地させる動きも十分強力だ。
《イラクサの歩哨/Nettle Sentinel(EVE)》は1マナ2/2と優れたスペックを持つものの、アンタップ・ステップにアンタップしないというデメリットが。しかしこのデッキは毎ターン緑の呪文…つまりはエルフをコンスタントに唱えるため、疑似的な「警戒」を持つメリット持ちのクリーチャーとして考えることもできる。
《ドゥイネンの精鋭/Dwynen's Elite(ORI)》などでエルフを横に並べたら、エルフのロードである《エルフの部族呼び/Elvish Clancaller(M19)》や《エルフの大ドルイド/Elvish Archdruid(M13)》の出番。全体の打点を大きく底上げできるため、できるだけ複数体召喚したいクリーチャーだ。《エルフの部族呼び/Elvish Clancaller(M19)》はマナフラッド受けにもなっており、自身の能力で他の《エルフの部族呼び/Elvish Clancaller(M19)》を呼び出せるのは非常に強力。能力の起動は6マナと重いが、《エルフの大ドルイド/Elvish Archdruid(M13)》はそのマナを生み出す助けになるだろう。
序盤からフルスロットルでエルフ達を並べ続けるため、このデッキの手札消費は非常に激しい。中盤以降のリソース不足を補うのは《獣に囁く者/Beast Whisperer(GRN)》、そして《暴走の先導/Lead the Stampede(IMA)》。前者は軽量なクリーチャーを唱えることで後続をどんどん引き込むドローエンジンとしての役割が期待でき、クリーチャーで固めたこのデッキにおいて、後者は3マナでコストパフォーマンスの良いドローソースと化す。
ある程度のクリーチャーを並べたら、このデッキが目指す最終的なフィニッシュ手段は3つ。
【格安エルフ】のフィニッシュ手段
1.《背教の主導者、エズーリ/Ezuri, Renegade Leader(SOM)》で全体強化して殴る
2.数を並べてアタックしつつ、《王神の玉座/Throne of the God-Pharaoh(AKH)》で大量ライフルーズを狙う
3.《ウェストヴェイルの修道院/Westvale Abbey(SOI)》を変身させて殴る
面で攻めるプラン、点で攻めるプランがしっかりと準備されているのは驚きだ。
通常のモダンにおける「エルフ」で採用されているカードも多いため、段階的に少しずつパーツを買い足して強化していけるのもこのデッキのおすすめポイント。たとえば、青系のデッキのカウンターに対する耐性を持たせたければ《魂の洞窟/Cavern of Souls(AVR)》を。エルフの展開力を高めたければ《集合した中隊/Collected Company(DTK)》を。大量のマナを生かして《召喚の調べ/Chord of Calling(M15)》や《破滅の終焉/Finale of Devastation(WAR)》を…。元々の構成が基本の「エルフ」を壊していないからこそ為せる業だ。
価格を抑えながらも「エルフ」らしい動きにまとめ、無駄なくステップアップもできるというなかなかに練り込まれたデッキだ。モダン参入に迷っている諸兄は足掛かりとして試してみてはいかがだろうか。
参考
格安エルフ by catnap
http://teamys.net/top/deckall.php/MODERN/1/1563713/
※敬称略