晴れる屋の「GWセット」に手を出す
ゴールデンウィークもそろそろ終わるが、私のマジック活動といえば初日にPPTQで盛大に負け散らかしたあと、アモンケットのBOX開封結果も非常に厳しいものに終わるという、悲しみを背負うスタートだった。生粋のパック開封ジャンキーとしては、塩味が強めと評判のアモンケットを何箱(4BOX)も剥いたにも関わらず「Amonkhet Invocations」を自力で引くことができず、そのショックはとても大きい。
なんとか悪い流れをここで断ち切り、ゴールデンウィークのマジック活動を楽しい思い出で締めくくろうと、私はあるものに手を出した。そう、晴れる屋の「GWセット」だ。
補足しておくと、この「GWセット」はハロウィンやクリスマスなど、季節イベントに合わせて登場する晴れる屋の特別セットの一種。今回は「5,000円ver.」と「10,000円ver.」の2種類が販売されており、要はシーズンに合わせた福袋のようなものだ。
【商品情報】いよいよGW突入!皆様のGWを更に盛り上げる「GWセット」大好評発売中です!最新セット『アモンケット』のパックや特製スリーブ&ストレージに、優良シングルカードが封入されてます!(画像は一例です)お求めはこちらからどうぞ!→https://t.co/NYwZdBFgcE pic.twitter.com/DbuHXiZZIB
— 晴れる屋 (@hareruya_mtg) May 3, 2017
商品ページを見ると、中身はシングル、パック、オリジナルスリーブ、オリジナルストレージが入っているとの記載が。ちょうど愛用しているストレージがボロボロで買い換えたかったのと、適当な柄スリーブ(パーフェクトサイズのインナースリーブの滑りが良いもの)が欲しかったので、購入タイミング的にはちょうどよい。そして、目玉であるシングルカードは高額カードが1枚入っているようで、晴れる屋公式Twitterで封入例として挙げられていた写真には《魔力の櫃/Mana Vault(5ED)》の「Kaladesh Inventions版」が載っていた。さすがにこれは当たりカードだろうが、ハズレでもどのレベルのカードが当たるのかが気になったのと、BMOに行けなかった腹いせに私は「10,000円ver.」を迷わず選択したのだった。
「マジックの福袋は高い方を買え。」…そう、これはマジック商戦における鉄則だ。
「GWセット」、届く。
翌日。届いた小包を開けると、まず目に飛び込んだのはNils Hamm氏の「蛍の森の神社/The Shrine in the Firefly Forest」デザインのストレージBOXだ。このストレージを外箱として、中に各種商品が詰められた形となっている。
ストレージBOXを開けると、スリーブがまず4つ。ストレージと同じデザインの「蛍の森の神社」スリーブが2個と、Svetlin Velinov氏の「嵐の支配者/Storm Bringer」デザインのスリーブが2個だ。これは晴れる屋公式Twitterにアップされた一例と同じもの。いずれもGP千葉2016で販売されたデザインで持っていないスリーブであったし、「嵐の支配者/Storm Bringer」は所持しているレガシーのデッキのために欲しかったので個人的にはアタリだった。
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続いて、アモンケット日本語版ブースターが10個。トップレアは出なかったものの、《過酷な指導者/Harsh Mentor(AKH)》《隠れた茂み/Sheltered Thicket(AKH)》《造反の代弁者、サムト/Samut, Voice of Dissent(AKH)》の3枚と、《収穫期/Harvest Season(AKH)》のFoilといった小当たりを引くことができた。また、アモンケットのフルアート土地を4枚引けたため、「何も手元に残らない状況」は一応回避できた。
さて、ラストは封筒に入ったカード。これが恐らく高額シングルカードに該当すると考えられる。たとえアモンケットの中身がイマイチでも、これさえ当たりを引けば挽回できる。果たしてその中身は...
《奔流の機械巨人/Torrential Gearhulk(KLD)》のKaladesh Inventions版!
(うーん、狙い方がなんとも絶妙…)
貧乏くさい計算になってしまうのだが、アモンケット10パック、スリーブ4個、ストレージ1個の時点で5000円を少し超える金額。セットの値段を考えると、約5000円相当のシングルが入っていれば、一応「損はしていない」ことになる。この記事を書いている5/7現在、この《奔流の機械巨人/Torrential Gearhulk(KLD)》の価格は7000円程度。持っていないカードであるし、額面で損はしていないのだが、手放しで喜べるわけでもなく...。「まぁ、こんなもんか」という若干モヤっとした結果に終わり、私のゴールデンウィークは幕を閉じるのであった。