デッキリスト
赤緑狼男 by kng
Creatures (21) 4 Kessig Prowler 4 Village Messenger 4 Duskwatch Recruiter 4 Geier Reach Bandit 1 Decimator of the Provinces 3 Zada, Hedron Grinder 1 Samut, Voice of Dissent Spells (17) 3 Expedite 4 Mouth // Feed 4 Cryptolith Rite 3 Howlpack Resurgence 3 Paradox Engine | Lands (22) 6 Mountain 12 Forest 4 Game Trail Sideboard (0) |
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解説
アモンケット参入直後の赤緑デッキといえば現在赤緑エネルギーアグロが活躍しているが、面白そうなデッキを見つけたのでご紹介。「イニストラードを覆う影」ブロックの部族カードを多く採用した、「赤緑狼男」だ。
このデッキの基本的な動きは、《ケッシグをうろつくもの/Kessig Prowler(EMN)》《村の伝書士/Village Messenger(SOI)》《ガイアー岬の山賊/Geier Reach Bandit(SOI)》といった狼男を次々に並べ、早いターンから殴っていく。隙あらば変身を狙いつつ、《吠え群れの復活/Howlpack Resurgence(SOI)》で狼男の打点を上げて攻め立てる。特に《ガイアー岬の山賊/Geier Reach Bandit(SOI)》は積極的に変身を狙いたいカードで、裏返ってもパワー/タフネスの上昇値は小さいものの、後続の狼男に対する事実上のロードとしての役割を持つ。
さて、ここまでであれば普通の(と言ってしまうと失礼だが)狼男にスポットを当てた部族アグロデッキであるが、このデッキにはいくつかのコンボが隠されている。まずは《面晶体の掘削者、ザダ/Zada, Hedron Grinder(BFZ)》と《促進/Expedite(OGW)》のコンボだ。場に《面晶体の掘削者、ザダ/Zada, Hedron Grinder(BFZ)》を含む数体のクリーチャーが並んでいる状態で《促進/Expedite(OGW)》をザダに撃てば、クリーチャーの数だけ《促進/Expedite(OGW)》がコピーされ、大量のドローが可能になる。
続いてのコンボは《謎の石の儀式/Cryptolith Rite(SOI)》と《パラドックス装置/Paradox Engine(AER)》、そして《薄暮見の徴募兵/Duskwatch Recruiter(SOI)》の組み合わせだ。まず、《謎の石の儀式/Cryptolith Rite(SOI)》でクリーチャーからマナを出し、《薄暮見の徴募兵/Duskwatch Recruiter(SOI)》の能力でデッキの上からクリーチャーを探して展開。クリーチャーを唱えたことで《パラドックス装置/Paradox Engine(AER)》の効果が誘発し、クリーチャーが全てアンタップする。アンタップしたクリーチャーを使って再度マナを出して…。上記の手順を繰り返すことで、途切れるまでクリーチャーを展開し続けることができる。
十分なクリーチャーが並べば上記のザダ・コンボで速攻を持たせてそのターンに殴りかかってもよいし、現代のオーバーランこと《州民を滅ぼすもの/Decimator of the Provinces(EMN)》を唱えてサイズアップし、ゲームを終わらせてもよい。部族アグロの枠には収まらない、面白そうなデッキだ。原案ではサイドボードが存在しないが、現環境に合わせて考えてみよう。
参考
TeamY's:赤緑狼男(アモンケット)
http://teamys.net/top/deckall.php/STANDARD/1/1335722/