【Landiary-77】『イコリア：巨獣の棲処』収録の鳥・クリーチャーについて好きに語る

《狐インコ/Vulpikeet(IKO)》

狐・鳥という珍しい組み合わせの鳥です。イラスト面では狐要素が強めですね。

素では4マナ2/3フライヤーという平凡な性能ですが、変容によってじわじわと自身をサイズアップする能力を持っています。変容コストは3マナと1マナ軽くなるため、可能な限り変容で唱えていきたいところ。適当なクリーチャーを出しておいて変容すれば、3マナ3/4フライヤーと中々優秀なスタッツを持つようになります。

同セット内で考えると、《本質共生体/Essence Symbiote(IKO)》辺りが相性が良さそうです。2ターン目《本質共生体/Essence Symbiote(IKO)》、3ターン目《狐インコ/Vulpikeet(IKO)》を変容で唱えて4/5フライヤー完成！

《嵐生の飛び山羊/Stormwild Capridor(IKO)》

フォルムを見る限り、ほとんどヤギです。

ただの3マナ1/3フライヤーと侮るなかれ、戦闘ダメージ以外のダメージを全てシャットアウトし、自身の力に変えるというとんでもない能力を持っています。

単純に「格闘」する度に強くなっていきますし、《嵐の怒り/Storm's Wrath(THB)》と組み合わせれば無人の荒野に5/7フライヤーとなったこのカードが残ります。《ギデオンの犠牲/Gideon's Sacrifice(WAR)》を挟んで一気に成長させるのも良いですね。下環境では《絶滅の星/Star of Extinction(XLN)》をぶち込みましょう。クソデッキ愛好家としては非常にワクワクする鳥です。

《奇異鳥/Avian Oddity(IKO)》

お、おまえ…どうなってるんだその体…？？

流石に構築ではお呼びが掛かりませんが、リミテッドなら。序盤から着地できればフライヤーとしてそこそこ機能しますし、終盤に引いても1ドローしつつデカブツを飛ばせるので非常に有能です。カラフルなイラストなので、Foilの色味が楽しみなカードです。

《夢尾の鷺/Dreamtail Heron(IKO)》

イラストアドバンテージ選手権暫定一位。Foilを沢山買い込みたいです。ちなみに、漢字のよみは鷺（さぎ）。水辺に多く生息していて、魚を丸飲みしてしまうパワフルな大型の鳥ですね。

5マナ3/4フライヤーというサイズはリミテッドでは及第点。変容コストは4マナと軽めに設定されており、変容のカード・アドバンテージをドロー能力で補えるというのは偉いと思います。ただ、やはり重めなのは否めず、構築での活躍は厳しいです。まぁ、コモンなのでこんなもんでしょう。

ショーケース枠は鷺っぽさが薄れてますが、これはこれでカッコいいです。

《ヤマオウム/Porcuparrot(IKO)》

貴重な赤の鳥クリーチャーなのですが、ただただイラストが怖いの一点。特にショーケース枠、一目で子供が泣きだしそうです。そのモリモリの筋肉をどうにかしてくれ！

冗談はさおき、ダメージを飛ばす能力が地味に「Any target」なのが偉いです。何回変容できるかチャレンジして、このカードでとんでもないダメージを与えて勝ちたいですね（弱い）。

全くの余談ですが、ニュージーランド南島の固有種に「ミヤマオウム」という鳥がいます。このカードとの関係性は全くないです。

《空を放浪するもの、ヨーリオン/Yorion, Sky Nomad(IKO)》

「伝説の鳥」で「相棒」というだけでもう満足です。ありがとうウィザーズ！最低でも80枚デッキを組めと言っていますが、これはデッキに入れる鳥の数を増やせるということでもあり、むしろメリットです（？）。

真面目に考えると、「好きな数だけブリンクできる」「ブリンクしたカードが戻ってくるのは次の終了ステップ開始時」という2点を生かせれば面白そうな予感がしています。《海の神、タッサ/Thassa, God of the Sea(THS)》で《空を放浪するもの、ヨーリオン/Yorion, Sky Nomad(IKO)》をブリンク、《空を放浪するもの、ヨーリオン/Yorion, Sky Nomad(IKO)》の能力で自分の《時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler(WAR)》などのPWを追放すると、返ってくるのは次の相手ターンの終了ステップ開始時のはず。

色も合っているので、《時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler(WAR)》の「-3」能力を毎ターン安全に連打できるかな、などと考えていました。ちょっと悠長かな？