No5:《機械仕掛けの鳥》
Clockwork Avian / 機械仕掛けの鳥 (5)
アーティファクト クリーチャー — 鳥(Bird)
飛行
機械仕掛けの鳥はその上に+1/+0カウンターが4個置かれた状態で戦場に出る。
戦闘終了時に、この戦闘で機械仕掛けの鳥が攻撃かブロックした場合、それから+1/+0カウンターを1個取り除く。
(X),(T):機械仕掛けの鳥に+1/+0カウンターを最大X個まで置く。この能力は、機械仕掛けの鳥の上に置かれている+1/+0カウンターの総数を4個より多くしない。この能力は、あなたのアップキープの間にのみ起動できる。
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初出は『アンティキティー』。「機械仕掛け」という名前からもわかるように、第一世代の「機械仕掛け/Clockwork」シリーズの生物のひとつ。今では馴染みがあまりないですが、当時としては初期サイズがそこそこで、行動するたびに「+1/+0カウンター」を取り除かなくてはならないクリーチャーが数種存在していました。
第二世代として、『ミラディン』や『時のらせん』でこの機械仕掛けシリーズのクリーチャーが復活していましたが、それから音沙汰無しです。当時『カラデシュ』での復活を密かに期待していたのですが…!!
《機械仕掛けの鳥/Clockwork Avian》は無色ゆえどんなデッキにも入るというメリットを持つものの、徐々に弱体化していくため、お世辞にも強いカードとは言えません。しかし、マナを払えばカウンターを増やすことができ、まるでねじ巻き式のおもちゃのような、文字通り「機械仕掛け」のフレーバーを見事に再現したクリーチャーだったと考えています。
『第4版』に再録されており、言語にこだわる方は『ルネッサンス版』も存在するので要チェック。あとは2000年に発売された『ビートダウン(ギフトボックス)』にも再録されていて、こちらは独自のエキスパンションシンボル(メイス型)が採用されています。
この『ビートダウン』に収録されたカードはレアリティがエキスパンションシンボルに反映されているので、レア扱いのこのカードは金色のシンボル。細かいところですが、この記事を書いている2021年5月時点で金色のエキスパンションシンボルを持っている《機械仕掛けの鳥》はこの1枚だけです。
コレクションとしては初版の『アンティキティー』版が高価ですが、それ以外は比較的入手しやすいのでそこまで収集難易度は高くありません。
・入手難度 :★
・入手コスト:★★
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