デッキリスト
5Cゲートウォッチ配備 by Tagai Takashi
解説
マジックのストーリーを盛り上げる、個性豊かなプレインズウォーカー達。単体でも強力なプレインズウォーカーをこれでもかと投入し、相手をねじ伏せる面白いコントロールデッキを見つけたので、ご紹介したい。《ゲートウォッチ配備/Deploy the Gatewatch(EMN)》を主軸とした、「5Cゲートウォッチ配備」だ。
デッキ60枚中、プレインズウォーカーは12種、計21枚。実に全体の1/3がプレインズウォーカーという驚異の構成だ。トークン生成、クリーチャー除去、ドロー…バリエーション豊かな5色のプレインズウォーカーを戦場に出すためのマナの支払いは、《ニッサの誓い/Oath of Nissa(OGW)》が可能にする。このカードは同時に土地とプレインズウォーカーを手札に加えることができ、このデッキの中核をなすカードと言ってよい。
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スロットの関係上、相手の盤面への確実な干渉は《造反者の解放/Dissenter's Deliverance(AKH)》《非実体化/Unsubstantiate(EMN)》《チャンドラの誓い/Oath of Chandra(OGW)》に限られ、後は全てプレインズウォーカーに任せている。それゆえに手早く、強力なプレインズウォーカーを戦場に並べる必要がある。それを可能にするのが、切り札《ゲートウォッチ配備/Deploy the Gatewatch(EMN)》だ!プレインズウォーカー版《集合した中隊/Collected Company(DTK)》ともいえるこのカードは、6マナでプレインズウォーカーを最大2体までライブラリーから戦場に出すことのできるカードだ。
やや効果が不安定なのと、唯一性ルールの関係上癖のあるカードだが、このデッキは全体の1/3がプレインズウォーカーで固めつつ、種類を散らすことで効果を確実なものにしている。場合によっては1枚で盤面を制圧するプレインズウォーカーをこれでもかと戦場に送り込み、相手を圧倒できるのは快感だ。盤面の状況にマッチしたプレインズウォーカーを出せないと弱いという脆さはあるが、そのユニークさは光るものがある。どのプレインズウォーカーを何枚選んで投入するか…選択肢は多く、微調整するのがワクワクするようなデッキだ。
参考
晴れる屋 チームスタンダード杯:3-2
Deploy the Golden Week
http://www.hareruyamtg.com/jp/k/kD07457W/