No4:《極楽鳥》
Birds of Paradise / 極楽鳥 (緑)
クリーチャー — 鳥(Bird)
飛行
(T):好きな色のマナ1点を加える。
0/1
初出は『アルファ』。マジック初期から存在するレアカードで、多色デッキのマナ基盤を支えるマナ・クリーチャー。ゲーム序盤からのマナ加速をしつつ任意の色のマナを出せるため幾多のデッキで活躍してきました。着地を許しターンを返してしまうと、大抵悪いカードしか出てこないため「見たら焼け」の代名詞となっていました。
『アルファ』から始まり『第8版』まで皆勤賞でしたが、『第9版』で再録を逃しました。『第10版』で再録され『基本セット2012』まで再録され続けましたが、『基本セット2013』で再録を逃し、それ以降はエターナルフォーマット系のセットでの再録が主流となりました。
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『アルファ』『ベータ』のレアカードということもあり、その入手難度の高さ、そして価格は鳥カードすべてを見渡しても最高レベル。鳥クリーチャー全ての頂点に立ち、そして全ての鳥コレクターの前に立ちはだかる最難関カードです。
『リミテッド・エディション』『コレクターズ・エディション(10,000セット限定発売)』『インターナショナル・エディション(3,500セット限定発売)』はもちろんのこと、『サマー・マジック(エドガー)』まで存在。Foilに目を向けると、最初にして最後の旧枠Foilとなる『第7版』の《極楽鳥/Birds of Paradise》Foilは10万円を超える高値となります。
他にも、金枠且つ背面デザインが通常のカードと異なるため大会では使用できませんが、複数の『世界選手権デッキセット』にも収録されているためバリエーションが非常に豊富です。価格はそれほど高価では無いものの、探すのに時間はかかりそう。
【世界選手権デッキ】収録バリエーション
・1996年:1種
・1998年:1種
・2000年:2種
・2001年:1種
・2002年:2種
『リミテッド・エディション』というラスボスが存在しているので既に満腹なのですが…。『第4版』以降ですら、日本語版黒枠となると昨今の高騰の波に飲まれて既に高いですし、『第8版』以降のFoil系はどれも地味に高価。加えて『Secret Lair』『ボックス購入特典』プロモなどとにかく種類が多いので、コンプリートは鳥クリーチャーの中でも最高難度と言えるでしょう。
私自身まだ『アルファ』『ベータ』『サマー』『第7版Foil』の4種はまだ未所持。それ以外は全て収集できていますが、やはりこれらは別格…!!これから新規で集めようとなると、相当な気合と根性、そして潤沢な軍資金が必要となるのでお覚悟を!
・入手難度 :★★★★★★★
・入手コスト:★★★★★★★