【MTG:シャンダラー旅行記1】シャンダラーに救世主降り立つもデッキが弱し

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救世主降り立つ

 

というわけで前回の記事で仮想マシンとしてWindows98の環境を作ることができたので、早速「シャンダラー」をプレイしていきたいと思います。

タイトル画面には「デュエル」「ツール」「ワールド」などいくつかのメニューが表示されており、今回シャンダラー次元を冒険するモードは「ワールド」のボタンから入っていきます。

 

 

 

 

こちらがシャンダラーモードのタイトル画面です。

「新しくゲームを始める」からスタートです。こうしてみると、結構グラフィックも綺麗ですね。

 

 

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まず、シャンダラーの世界で使う「色」を選びます。

初期デッキの内容がこれによって変わってきたりするんでしょうか。よくわかりませんが、赤緑系、ジャンド系のデッキが好きなのでここは「緑」を選択。第4版環境で考えると、《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》《巨大化/Giant Growth》辺りが入っていそうですね。レアリティもコモンですし。

 

 

 

 

続いて自身のアバターを作れと言われます。

ベースとなるキャラクターに、服や髭、帽子なんかを合わせて自分のオリジナルグラフィックを作ることが可能です。中には「こんなん使うやつ絶対おらんやろ」と思わず突っ込みたくなるような風貌のものも。

今回はおじいちゃんウィザードにしてみました。「異世界転生したら最強のお爺さんになったからちょっくら次元救ってみた」がスタートです。これはもうアニメ化間違い無し。お仕事お待ちしております。

 

 

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というわけでゲームスターt…ここはどこでしょうか。

アバターを作成して決定ボタンを押したら、まともな説明も無いままに森の中に放り出されました。次元を救う(予定)の救世主候補に何たる仕打ち。もっとこう…「頼む!世界を救ってくれ!」だとか、「夢と冒険とマジックの世界へ!レッツゴー!」的な掛け合いは無いんでしょうか。

 

あと、画面中央の赤い服を着た男性が主人公のようなのですが、さきほど作ったアバターの要素は1ミリも反映されていませんでした。こちらは魔法で巧妙に姿を変えているということにしておきましょう。

 

 

 

 

森の中に放り出された私ですが、ぼーっとしていると緑色のローブをまとったキャラクターが接近しタックルをかましてきました。

水木しげる作品に出てきそうな表情のドルイド…、どうやら敵キャラクターのようで、私が領地に入ったことに対し怒っています。領地に入ったというか、現世から飛ばされてきただけなのですが、いきなり通行料を払うか、カードを賭けたアンティデュエルをするかの二択を迫ってきます。こんなやつ、デュエルスペースに来たら即出禁でしょう。生かしてはおけない。

 

 

カードを賭けて戦う。これが「シャンダラー」の特徴でもあるのですが、このゲームは「アンティ」システムを採用しています。

それも自分のコレクションからランダムに1枚…といった生易しいものではなく、なんと各ゲームの開始時にライブラリートップのカードを1枚強制的に賭けさせられます。ゲームに敗北すると否応なしに1軍のカードを1枚失うことになるので、敗北=即戦力ダウンに繋がるという鬼畜システムです。デッキのキーカードを引き当ててしまったときの緊張感ときたら…。昨今の「ぬるい」ゲームには無い緊張感が味わえます。

 

 

さて、話を戻しますが…。

左下のアイコンがどうも所持アイテムを表しているようで、お金らしきものは150Gしか持っていません。当然通行料など払えるはずもなく、これは拳で教えてやるしかないですね。返り討ちにしてやりましょう。負けたらお前のデッキごと頂くからな。

 

 

 

 

辛くも勝利。《ミシュラの工廠/Mishra's Factory》等を入手できています。ゲームに勝利すると、アンティカードのほかに数枚のカードが+αで入手できます。アンティカードよりも良いものがもらえるときもあるようです。枚数は敵の強さによるのかな?

 

そもそも自分のデッキの中身を全く知らない状態で初戦に挑んだのですが、使ってみて何かがおかしいということだけはわかりました。今回は運よく相手の土地が止まり、その隙に何とか殴り勝てましたが…。

あと初期ライフが10しかないのに、操作方法がよくわからずマナバーンで5点ぐらい持っていかれてます。ただいまマナバーン…やっと会えたぜ…!!

 

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何をすればよいのか全くわからない状態ですが、とりあえず近くの村に入ってみました。「ユニコーン村」というらしいです。

どうやら村や町は敵のいない安全エリアのようで、ここで日替わりのカードを買ったり、おつかいクエストを受けたり、デッキの編集をすることができます。あと、カードを売ってお金に換えて、食料を購入するのも大事なタスクとなります。食料は常に十分な量を確保しておかないと、フィールド上での動きが遅くなったりするので非常に不利に。食料の確保は大事ですね。

 

セーブもここでやっておくと安全です。

 

 

 

「デッキ編集/カード売却」のメニューから初期デッキを眺めてみると、あれ…スゥルタイカラーの3色デッキですねこれ…。注文と違うんですが…?

てっきり緑単色をイメージしていたんですが、随分とノイズ成分がてんこ盛りです。3マナ0/1のシェイド、《凍てつく影/Frozen Shade》が2枚も入ってますが、対する沼は4枚。ダブルシンボルのカードも多くて非常にバランスが悪いです。ショップのカード回収ボックスから拾ってきたのかと疑いたくなる弱さ。

 

とはいえ微調整ぐらいしか今はできないので、(圧倒的ノイズである)黒を抜いて2色にまとめられるように頑張っていきたいです。村の周辺には緑系のカードをちらつかせ、賭けデュエルを申し込んで来るようなならず者たちが沢山いるので、まずは緑のカードを増やしていく予定でいます。

 

あと、初期ライフ10点はかなりきついです。デッキパワーがミジンコ並みということもあるのですが、早めのムーブをかましてくるデッキに対し「序盤は耐えて後からまくる」という動きが全くできないので困ります。それでいて初期ライフが20越えの敵もゴロゴロいるので世界の不条理さをひしひしと感じますね。

 

 

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