【パイオニア】メイズエンド:パイオニア環境のためにチューンされた《迷路の終わり》による特殊勝利デッキ

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デッキリスト

メイズエンド by AKI

Creatures (10)
Arboreal Grazer
Gatecreeper Vine
Golos, Tireless Pilgrim

Spells (25)
Growth Spiral
Day's Undoing
Bring to Light
Gates Ablaze
Storm's Wrath
Circuitous Route
Narset, Parter of Veils
Lands (25)
Forest
Boros Guildgate
Maze's End
Dimir Guildgate
Rakdos Guildgate
Orzhov Guildgate
Selesnya Guildgate
Simic Guildgate
Izzet Guildgate
Breeding Pool
Golgari Guildgate
Gruul Guildgate
Plaza of Harmony
Azorius Guildgate

Sideboard (9)
Gatebreaker Ram
Kenrith, the Returned King
Hour of Devastation

◆日本語リスト

【クリーチャー】
4:《樹上の草食獣》
4:《門を這う蔦》
2:《不屈の巡礼者、ゴロス》

【スペル】
4:《成長のらせん》
4:《一日のやり直し》
2:《白日の下に》
4:《燃え立つ門》
4:《嵐の怒り》
4:《迂回路》
3:《覆いを割く者、ナーセット》

【土地】
1:《森》
1:《ボロスのギルド門》
4:《迷路の終わり》
1:《ディミーアのギルド門》
1:《ラクドスのギルド門》
1:《オルゾフのギルド門》
2:《セレズニアのギルド門》
3:《シミックのギルド門》
1:《イゼットのギルド門》
1:《繁殖池》
1:《ゴルガリのギルド門》
3:《グルールのギルド門》
4:《調和の公有地》
1:《アゾリウスのギルド門》

【サイドボード】
4:《門破りの雄羊》
3:《帰還した王、ケンリス》
2:《破滅の刻》
(※原文まま)

 

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解説

Maze's End / 迷路の終わり

土地

迷路の終わりはタップ状態で戦場に出る。
(T):(◇)を加える。
(3),(T),迷路の終わりをオーナーの手札に戻す:あなたのライブラリーから門(Gate)カードを1枚探し、それを戦場に出す。その後、あなたのライブラリーを切り直す。あなたが異なる名前の門を10個以上コントロールしているなら、あなたはこのゲームに勝利する。

Circuitous Route / 迂回路 (3)(緑)

ソーサリー

あなたのライブラリーから基本土地か門(Gate)であるカードを最大2枚探し、それらをタップ状態で戦場に出し、その後あなたのライブラリーを切り直す。

 

 

今回のピックアップデッキはパイオニアの「メイズエンド」

このデッキの主役はもちろん、デッキ名にもなっている《迷路の終わり/Maze's End(DGM)》。『ドラゴンの迷路』で登場した神話レアの土地で、土地のサーチ能力を持ち、異なる名前の門を10個以上コントロールしていれば勝利できるというユニークな能力を持つカードだ。今回はパイオニア環境でこの《迷路の終わり/Maze's End(DGM)》の能力をフルに使い、特殊勝利を狙っていくデッキをご紹介!

 

《迷路の終わり/Maze's End(DGM)》で勝つための「異なる名前の門を10個以上コントロールする」という条件は、普通に戦っていては到底狙えるものではないだろう。もちろん《迷路の終わり/Maze's End(DGM)》自身に「門をサーチする」という能力は備わっているのだが、このカードがタップインランドであること、そしてこちらの能力を起動するには自身をタップする必要があることから、2ターンに一度しか起動することかできない。起動には別途マナも掛かるため、大きなテンポロスに繋がってしまう。

 

極端な話をすれば、《迷路の終わり/Maze's End(DGM)》というカードは、出してから20ターン前後あれば必ず勝利することができるのだが…。もちろんそんな悠長な動きはしていられないため、この「メイズエンド」は初手から10種類の門を全速力で揃えに行く!

 

 

 

《不屈の巡礼者、ゴロス/Golos, Tireless Pilgrim(M20)》
《迂回路/Circuitous Route(GRN)》

 

10種類の門をコントロールするには、ライブラリーからひたすら門をサーチして、戦場にどんどん出してしまえばよい。非常にシンプルな考えだが、このデッキには土地をサーチして直接戦場に出せるカードが2種類採用されている。

《不屈の巡礼者、ゴロス/Golos, Tireless Pilgrim(M20)》は土地をサーチするだけでなく、衝動的ドロー能力を持っているため次ターン以降の門集めにも役立つ。また、《迂回路/Circuitous Route(GRN)》はこのデッキにおける最高のカード。わずか4マナで門2枚を直接サーチし戦場に出せるため、次ターン以降に使えるマナ域を大幅に広げるとともに、《迷路の終わり/Maze's End(DGM)》のゴールが一気に近づく。

 

 

 

《門を這う蔦/Gatecreeper Vine(RTR)》
《一日のやり直し/Day's Undoing(ORI)》
《樹上の草食獣/Arboreal Grazer(WAR)》
《成長のらせん/Growth Spiral(RNA)》

 

ライブラリーから直接戦場に門を出すほか、手札に門を集めてダンプする動きも可能。

《門を這う蔦/Gatecreeper Vine(RTR)》や《一日のやり直し/Day's Undoing(ORI)》を用いて門を手札に溜め込んだ後は、《樹上の草食獣/Arboreal Grazer(WAR)》や《成長のらせん/Growth Spiral(RNA)》を使って戦場へ。特に《一日のやり直し/Day's Undoing(ORI)》による手札補充効果は凄まじく、多少手札消費の激しいアクションを取っても問題なし(カウンターには注意!)。

 

 

 

《嵐の怒り/Storm's Wrath(THB)》
《燃え立つ門/Gates Ablaze(RNA)》

 

相手のクリーチャーに対しては、2枚の火力で対処。

小粒のクリーチャーを横に並べてくるデッキに対しては《嵐の怒り/Storm's Wrath(THB)》で一気に焼き払う。そして、《嵐の怒り/Storm's Wrath(THB)》で対処しきれないような大型クリーチャーに対しては《燃え立つ門/Gates Ablaze(RNA)》で除去していく。また、《白日の下に/Bring to Light(BFZ)》も搭載されているので、これらの火力を必要なときにプレイしやすくなっているのも見逃せない。

 

 

最初から最後まで、全速力で迷路を駆け抜けるこの「メイズエンド」。

この迷路(暗黙の迷路)は『ラヴニカへの回帰』ブロックでもストーリーの中心となった要素でもあるので、フレーバー面でもなかなかポイントが高いデッキだ。このデッキを駆り、迷路競争を楽しもう!

 

マジックザギャザリング/日本語版/神話R/ドラゴンの迷路/土地迷路の終わり/Maze’s End

参考

メイズエンド by AKI
http://teamys.net/top/deckall.php/OTHER/1/1620270/

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