『テーロス還魂記』コレクターブースターの封入スロット内訳
管理人:Landaの『テーロス還魂記』コレクター・ブースターパックの開封記録です。
『テーロス還魂記』のコレクター・ブースターパックについては以下の記事で色々と問題点を挙げたばかりですが、初期傷などの問題さえ無ければ面白い商品です。マスターピース商法とどちらが良いか?というと一長一短ありますが、そこまで競技思考ではない私からすると、こちらのコレクターブースター商法の方が購買スタイルに合っているかなと思っています。
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コレクターを悩ませる『テーロス還魂記:コレクター・ブースター』の初期傷や仕様の違い
『コレクター・ブースター』問題 『テーロス還魂記』が発売し、多くの方がパックを剥いていると思います。 当サイトでも色々と開封記事をアップしていますが、記事ネタのために『テーロス還魂記:コ ...
前置きはさておき、まずは今回の『テーロス還魂記』のコレクター・ブースターパックの内容について整理しました。メーカー希望小売価格は1パック2,200円(税別)と通常バックの約6倍ですが、Foilカードが盛りだくさんだったり、ここでしか入手できない拡張アート版カードが封入されているなど、非常に豪華なパックです。
1パックあたり「15枚+トークン1枚」の構成ですが、各封入スロットの内訳は以下をご覧ください。
『テーロス還魂記:コレクター・ブースターパック』の内容および内訳
・コモン/アンコモン/基本土地いずれかのFoil…8枚
・ニクス土地(Foil)…2枚
・番外カード(非Foil)…1枚
・レアまたは神話レアの拡張アート版カード(非Foil)…1枚
・レアまたは神話レア(Foil)…1枚
※拡張アート版カードも出る可能性あり
・英雄譚/ショーケース/拡張アート版PW(非Foil)…1枚
・英雄譚/ショーケース/拡張アート版PW(Foil)…1枚
・両面トークン(Foil)…1枚
※赤字の拡張アート版カードはコレクター・ブースター限定
1パックにおけるレアカードの確定枠は2枚しかありませんが、そのうち1枚はレアFoil確定。更に他のスロットからもレア以上のカードが出現しうるので、結果的に上振れる可能性は十分にあります。枚数が欲しい方は通常版パックの購入をお勧めしますが、Foil好きの方や特別な枠でデッキを彩りたい方にはたまらないパックです。
それでは早速開封!
『テーロス還魂記』:2020年1月24日発売
●日本語版:
楽天 / あみあみ / 駿河屋
●英語版:
楽天 / あみあみ / 駿河屋
●コレクターブースター:
楽天 / あみあみ / 駿河屋
●バンドル:
楽天 / あみあみ / 駿河屋
『テーロス還魂記』:バンドルセット開封
まずはおまけの両面Foilトークンから。
カニとエビを合成してLV100までレベル上げしたような風貌の「クラーケン・トークン」、どこからどう見てもタコ足の「触手・トークン」など、珍しい変わり種のトークンがFoilで入手できます。
個人的なおすすめカードは「金・トークン」。今年はオリンピックイヤーですし、金・トークンはやっぱり光らせておきたいですよね。《第1回イロアス競技会/The First Iroan Games(THB)》を出す際には是非。ちなみに、金・トークンは今回が初出ではなく、『神々の軍勢』に収録されていた《金箔付け/Gild(BNG)》で生成できました。
続いて番外カードです。PWデッキ限定カードや、海外で販売されている「テーマ・ブースター」限定カードが封入されています。
注目は《ヴェリュス山の恐怖/Terror of Mount Velus(THB)》。戦場に出た際に自分のクリーチャー全てに二段攻撃を付与するというもので、スタンダード範囲では《猪の祟神、イルハグ/Ilharg, the Raze-Boar(WAR)》の能力でシュートすると凄まじい打点を叩き出すことができます。
テーマ・ブースター限定カードは国内では「デッキビルダー」セットに封入されていますが、わざわざそちらを買わずとも入手できるのは良いですね。
お次はその斬新なデザインが話題を呼んだ、「ニクス土地」!
Foil仕様のニクス土地は通常版ブースターでは1BOXに1枚程度しか封入されていませんが、「コレクター・ブースターパック」には2枚ずつ封入されています。1BOX買えば2×12=24枚確定入手できるので、デッキ用にまとまった数が欲しい方は断然コレクター・ブースターがお勧めです。
ランダム封入なので種類には偏りがでます。今回は島と森が6枚ずつ、残りは4枚ずつでした。
個人的な注目Foilと高額コモン/アンコモンFoilです。
《廃墟の地/Field of Ruin(THB)》のFoilは下手なレアより高いので嬉しいですね。《運命を紡ぐ者/Destiny Spinner(THB)》は、こちらのクリーチャーとエンチャント呪文が一切打ち消されなくなる良カード。サイズは十分、イラストも美しく、非の打ちどころが無いアンコモンです。
《鬱陶しいカモメ/Vexing Gull(THB)》と《秘術師の使い魔/Thaumaturge's Familiar(THB)》は、鳥・コレクターとしてはマストバイのカード。仕様の違いから通常版Foilとコレクター・ブースター版Foilの2種類を揃えたかったので、まずは第一関門クリアです。
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「英雄譚/ショーケース/拡張アート版PW(Foil)」のスロットは高確率でアンコモンの亜人達なので、フルセット揃うことが多いです。
中でも《狩りに喚ばれしレナータ/Renata, Called to the Hunt(THB)》の輝きは発色も鮮やかで非常に美しいので、是非手に取って頂きたいカード。
パックの目玉、拡張アート版カード。
《アゴナスの雄牛/Ox of Agonas(THB)》と《イリーシア木立のドライアド/Dryad of the Ilysian Grove(THB)》、そして《ニクスの睡蓮/Nyx Lotus(THB)》が嬉しい当たりでした。
レアFoilは《イリーシア木立のドライアド/Dryad of the Ilysian Grove(THB)》と《深海住まいのタッサ/Thassa, Deep-Dwelling(THB)》が良い感じです。《イリーシア木立のドライアド/Dryad of the Ilysian Grove(THB)》は下環境のみの需要だからか、光ると非常に高いですね。晴れる屋さん価格でチェックしたところ、上記の通常Foilは1,500円、拡張アートFoilともなれば6,000円でした。(1/27現在)
Q: alldaybreakfasthands asked: Why is Dryad of the Ilysian Grove a nymph and not a dryad?
A: I’ve been told it was an oversight. It should have been a Dryad Nymph.
※Blogatogより引用
ちなみに、《イリーシア木立のドライアド/Dryad of the Ilysian Grove(THB)》がドライアドのクリーチャータイプを持っていないのは「見落とし」だそうです。元々は「ドライアド・ニンフ」の予定だった模様。
最後はショーケース枠や拡張アート版カードのFoilをずらっと。下段は全てFoilです。
《運命の手、ケイリクス/Calix, Destiny's Hand(THB)》の拡張アート版Foilが意外なほど安くてびっくりしました。《灰のフェニックス/Phoenix of Ash(THB)》はイラストが格好良くて好きなんですが、MTGアリーナでいくつかのデッキを組んでみたもののあまりしっくり来なかったです。フェニックスという部族は昔からお気に入りなので、なんとか使ってあげたいんですけどね…。
全体的に見て、残念ながら1箱目は弱めの引きでした。もう1箱あるので、そちらでリベンジします!