コレクターを悩ませる『テーロス還魂記:コレクター・ブースター』の初期傷や仕様の違い

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『コレクター・ブースター』問題

 

『テーロス還魂記』が発売し、多くの方がパックを剥いていると思います。

当サイトでも色々と開封記事をアップしていますが、記事ネタのために『テーロス還魂記:コレクター・ブースターパック』を剥いていたところ、いくつか気になるポイントがあったので開封記事をアップする前に、先にこちらの記事を書くことにしました。Twitterなどでも話題に挙がっていますが、要はコレクター・ブースターの仕様の違いや封入カードの状態の悪さ(初期傷など)についてです。

 

「コレクター・ブースター」とは、通常の一般パックとは異なり、よりコレクター向けに特化した高級版パックです。Foilカードが多く封入されていたり、ここでしか入手できないデザインのカードが入っていたりと、特別なカードを集める楽しみにスポットを当てています。商品名からもわかるように、「競技としてのマジック」を重視するプレイヤーではなく、Foiler(フォイラー)などのコレクターがターゲットの商品です。

 

しかしながら、『エルドレインの王権』のときにも記事にしていたように、コレクター向けの商品でありながらコレクターの頭を悩ませる問題もあります。今回はその辺りを掘り下げていきます。以下の過去記事を合わせて読んでいただければ幸いです。

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「MADE IN JAPAN」と「MADE IN USA」

 

まずは結論から言ってしまうと、今回の『テーロス還魂記』のパックから調べたところ、通常の日本語版ブースターパックはMADE IN JAPANコレクター・ブースター日本語版はMADE IN USAでした。これにより、『エルドレインの王権』で発生していた「同じ日本語版のカードでも、2種類の仕様の異なるカードが存在してしまう」という問題が生じてしまっています。

 

 

左:通常の日本語版Foil
右:コレクター・ブースターの日本語版Foil

 

まずは上記の写真を見比べてみてください。

向かって左が通常の日本語版Foil、右がコレクター・ブースターの日本語版Foilです。写真では全く伝わらないものもあるのですが、大きく分けて4つの違いがあります。

 

①色味

コレクター・ブースターの方がコントラストが強く、彩度がやや高めです。光の反射で伝えづらい部分もありますが、上記の《未知の岸/Unknown Shores(THB)》の海の青色を比べて頂くとわかりやすいと思います。

 

②Foil光沢

上記の撮り方では全く伝わらないのですが、通常版Foilの光り方は、輝度が低めでややマットな光り方です。対してコレクター・ブースターはギラギラと全体が輝くようなイメージです。表面の光沢、ツルツル感もコレクター・ブースターの方が強いです。

 

③Foilカード背面の手触り

私が今回触っていて一番違和感があったのは、カード裏面の手触りです。カードによってばらつきはあるのですが、コレクター・ブースター封入のFoilカードは背面がざらざらしているものが多くありました。カード背面をなでると、面が粗いというか、粒子状のざらつきが生じています。

 

 

④ブラックライト下での光り方

《未知の岸/Unknown Shores(THB)》と《陽光たてがみのペガサス/Sunmane Pegasus(THB)》の2枚にブラックライトを当ててみました。どちらも向かって右側がコレクター・ブースター日本語版のFoilです。『エルドレインの王権』時と同じ問題で、(インクの違いによるものなのか?)コレクター・ブースターのFoilはブラックライトを当てた際に枠部分が緑がかった色に光ります。

 

 

①色味、②Foil光沢、③カード背面の手触り、④ブラックライトの光り方…。同じ「日本語版Foil」としてくくられてしまいますが、これだけの違いがあると「別物」と捉えざるを得ないコレクターの方も多いのではないでしょうか。光沢や手触りなど写真ではお伝え出来ない要素が多いですが、触ってみると一発でわかるレベルです。ある程度触っている方であれば、Foilの束を渡されても仕分けできると思います。

デッキで使う4枚のFoilの仕様をしっかり揃えておきたいプレイヤーの方は注意が必要です。この点に関しては店頭での購入が一番安心ですね。

 

 

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初期傷にも注意

 

続いて、こちらはカードの仕様ではなく致命的な問題なのですが、「コレクター・ブースター」は残念なことに初期傷が凄まじく多いです。

通常の日本語版ブースターパックと比較して上記のようにギチギチ状態で封入されているのも気になりますが、カード枠の「白欠け」が非常に多いのは残念でした。私が購入した2箱分では特に上面と底面の2面がひどく、指で触って段差がわかるレベルまでダメージを受けているものも。

 

 

 

 

あとはFoil表面に見られる擦り傷のようなラインです。

中にはコモン・アンコモン枠が全滅してしまっているパックも。幸いにも私の箱ではレア以上のFoilでは見られませんでしたが、せっかく当てた高額レアカードがズタズタだったら…と考えるとぞっとします。

 

 

 

 

結構ショックだった《ファリカの献杯/Pharika's Libation(THB)》Foilの初期傷。

エンチャントに触ることができ、しかもインスタントタイミングで撃てるという黒単フリーク垂涎モノのニューカマー。狙っていたコモンFoilだっただけにがっかりでした。

 

 

 

 

こちらはパワー/タフネスの枠までラインがガッツリ入っているもの。

ラインが薄い/濃いの違いはあれど、結構な数に入ってました。重ねてみるとどのカードは同じぐらいの高さにラインが入っているので、印刷機のローラーとかが関係してるんですかね。単純に傷が入って汚くなったというだけなので、エラーカードと呼べるわけでもなく。

 

 

 

印刷した国によってカードの仕様が異なるというのも困りますが、通常パックからのFoilとコレクター・ブースターからのFoil、収集対象が倍になったと考えれば(個人的には)まだ許せます。

ただし、曲がりなりにもコレクター向けの商品なので、封入されているカードの初期傷が多いというのは致命的な問題です。メインとするターゲット層が最も気にするポイントですし、次の『イコリア:巨獣の棲処』でもコレクター・ブースター商法を続けるのであれば、ここは早急に改善していただきたいところです。

 

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