『イクサランの相克』のフルスポイラーが公開:コンバット・トリックまとめ
プレリリースを終末に控え、1月19日発売の『イクサランの相克』:フルスポイラーが公開された。
「イクサランの相克:カードイメージ・ギャラリー」
すっかり定番となったが、プレリリースを含むリミテッドの予習を兼ね、コモン・アンコモンの「コンバット・トリック」カードに着目して各色ごとにまとめる。殴り合いが重要となるリミテッド環境で、コンバット・トリックを把握すれば、きっと戦闘を有利に進められるはずだ。各種イベントで勝利を収めるために、各自の環境把握・予習に少しでも役立てて貰えれば光栄だ。
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『イクサランの相克』:「白」のコンバット・トリック
白のコンバット・トリックは除去編で解説した2種を含む4種類。
最も警戒すべきはコモンの《制覇の時》と《神聖なる評決》の2枚。アンコモンには条件付き追放除去の《眩い希望》と、全体強化の《征服者の誇り》がある。中でも、最も使いやすいコンバット・トリックは《制覇の時》で、僅か1マナで撃てる上に2点のライフゲイン付き。
白の修正値としては、+2/+2が上限。1マナで+2/+2修正、2マナで全体強化、4マナで確定除去が飛んでくると覚えておこう。《眩い希望》はゲーム終盤のみ警戒でOK。
『イクサランの相克』:「青」のコンバット・トリック
青のコンバット・トリックは除去編で解説した2種を含む3種類。
基本的に2マナ立っていればバウンスを警戒。相手のデッキに海賊・クリーチャーが多く見られるなら、1マナで撃てる《船慣れ》の存在も頭に入れておこう。普通に使っても1マナ-2/-0相当、海賊につければ+0/+2相当のコンバット・トリックとして使用できるため、除去に乏しい今回の青では見かける機会も多そうだ。(今回の青は除去が弱め)
『イクサランの相克』:「黒」のコンバット・トリック
黒のコンバット・トリックは除去編で解説した2種のみ。
非常に使いやすいコンバット・トリックである《渇望の時》と、パワー3以下のクリーチャー限定の確定除去である《略奪者の強襲》だ。2マナで-2/-2修正、3マナで除去…と覚えておこう。《渇望の時》の2点分のライフゲインの計算も忘れずに。もちろんパワー4以上のクリーチャーで攻撃/ブロックを行っている場合は、《略奪者の強襲》はケアせずにOK。
『イクサランの相克』:「赤」のコンバット・トリック
赤のコンバット・トリックは除去編で解説した4種を含む5種類。
(アーティファクト・クリーチャーも収録されているため《粉砕》もここに入れているが、実質的なコンバット・トリックとしてカウントできるのは4種類)
最も警戒すべきは2マナの《海賊の誇示》による+1/+1修正と先制攻撃/二段攻撃の付与と、3マナ4点火力の《砲撃》の2枚。これらは使いやすい上にコモンのため、デッキを選ばず投入される可能性が高い。アンコモンまで手を広げると、デメリットと引き換えに1マナ4点火力となる《無謀な怒り》と、キャントリップの全体1点火力である《基盤の揺るぎ》が控えている。これらの火力は「激昂」を誘発させるトリガーにもなるので、相手が「激昂」持ちのクリーチャーを数多くコントロールしている場合など、盤面のクリーチャーには注意して最悪のケースに備えよう。
『イクサランの相克』:「緑」のコンバット・トリック
緑のコンバット・トリックは除去編で解説した2種を含む4種類。
(アーティファクト・クリーチャーも収録されているため《帰化》もここに入れているが、実質的なコンバット・トリックとしてカウントできるのは3種類)
緑には優秀なサイド要員である《垂直落下》があるが、全体的に今回の緑にはコンバット・トリックが少なめ。メインから投入できるのは実質《攻撃的衝動》と《俊敏な番人》の2枚のみと考えてよい。枚数が少ないため、基本的に2マナあれば+1/+1、3マナあれば3/3クリーチャーが瞬速で登場する…と覚えておけばOK。なお、《俊敏な番人》はCIPでマーフォークに呪禁を付与する能力も持っているため、3マナあれば相手が緑でも除去が弾かれる可能性がある点に留意すること。
『イクサランの相克』:「多色・無色」の除去
多色・無色のコンバット・トリックは存在せず。
参考
「イクサランの相克:カードイメージ・ギャラリー」
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/card-image-gallery/rivals-of-ixalan