『イクサラン』のフルスポイラーが公開:除去カードまとめ
プレリリースを翌週に控え、9月29日発売の「イクサラン』:フルスポイラーが公開された。
「イクサラン:カードイメージ・ギャラリー」
今回もプレリリースを含むリミテッドの予習を兼ね、コモン・アンコモンの「除去(または、それに近い代用)」カードに着目し、各色ごとに特徴をまとめる。除去はリミテッドにおける重要な要素のひとつ。各種イベントで勝利を収めるために、各自の環境把握・予習に少しでも役立てて貰えれば光栄だ。
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『イクサラン』:「白」の除去
白の除去カードは6種類。
《軍団の裁き》はパワー4以上限定ながら、大型のクリーチャーが多い『イクサラン』環境では活躍するチャンスは多い。攻撃やブロックを抑制する《平和な心/Pacifism》系列のエンチャントである《崇高な阻止》《イクサランの束縛》があるが、どちらも4マナと重めの設定。
『イクサラン』:「青」の除去
青の除去は3種類。
2マナのインスタント・バウンスである《危険な航海》は軽量パーマネントを対象にすれば占術2のボーナスが付く。《欲望の深み》は3マナとバウンスとしては重めだが、宝物・トークンを生成できるため青では貴重なマナブーストとして働く。通常、バウンスは再キャストされるため脅威を完全に取り除くことはできないが、マナブーストにより相手の脅威よりも強力なカードを迅速にプレイできる可能性が。《座礁》は次のドローを潰せるバウンスだが、流石に4マナは重すぎるか。
『イクサラン』:「黒」の除去
黒の除去は7種類。
いずれも癖のある除去ばかりで、制限なしの確定除去と言えるのはソーサリーの《依頼殺人》のみ。《板歩きの刑》はダブルシンボルなのがネックだが、マーフォーク以外をもれなく葬れるリミテッドでは優秀な除去。優秀な飛行クリーチャーも多いので、《弱者成敗》も活躍の機会が多いはず。
『イクサラン』:「赤」の除去
赤の除去は最多の9種類。
もっとも使いやすいのは《稲妻の一撃》。さすがアンコモンと言うべきか、2マナ3点、クリーチャーとプレイヤーを選ばず撃てるのは最高峰の性能。《火炎砲発射》はダブルシンボルが気になるが、火力が最大6点まで伸びるため終盤にも出番が。《風雲艦隊の放火魔》はアタックを介すことで対戦相手のパーマネントを布告除去でき、ボディも4/4と悪くない。
『イクサラン』:「緑」の除去
緑の除去カードは4種。
1種類を除き、あとは全て「格闘」絡み。《アゾカンの射手》は3マナ1/4、到達持ちと蜘蛛っぽいステータス。除去として使うには力不足だが、1~2マナ域のタフネス1のクリーチャーを落とせれば大金星。《凶暴な踏みつけ》は恐竜を対象とすれば軽くなり、僅か1マナで撃てるように。《押し潰す梢》は飛行クリーチャーかエンチャントのどちらかを破壊できるナイスサイド。
『イクサラン』:「多色・無色」の除去
多色の除去は1種、無色の除去も1種のみ。
《怒り狂う長剣歯》は5マナ5/5、トランプル持ちと逞しいボディを持ちながら、CIP能力で他のクリーチャーに1点のダメージを飛ばす。自分のクリーチャーにも影響を及ぼすが、厄介な軽量飛行クリーチャーやシステムクリーチャーを一網打尽にできる。《煩雑な火炎砲》は2点火力のために計6マナも支払う必要があり、非常に重いアーティファクト。ただしプレイヤーにも飛ばせるため、終盤に不要なカード(土地など)を2点火力に変換しつつ押し込むことも。
参考
「イクサラン:カードイメージ・ギャラリー」
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/card-image-gallery/ixalan