『破滅の刻』:プレインズウォーカーデッキ
7月14日発売の『破滅の刻』:プレインズウォーカーデッキ2種の顔となるプレインズウォーカー・カードが公開された。プレインズウォーカーデッキはエントリーセットに変わる入門デッキとして売り上げも好調の模様。今回公開されたのは《創造の魔道士、ニッサ》と《欺瞞の主、ニコル・ボーラス》の2枚。(その他のプレインズウォーカーデッキ限定のカードについてはのちほど公開される予定)
これまで、「プレインズウォーカーデッキに収録されるプレインズウォーカーは、そのセットの通常パックにも収録されるキャラクター」というルールがあったが、今回はそのルールを外れる形となる(サムトではなく、ニッサ)。その理由について、Blogatog上に「①プレインズウォーカーデッキ2種類のうち少なくとも1種類はゲートウォッチのメンバーにできないか試す」、「②今後ゲートウォッチのメンバーはプレインズウォーカーデッキで登場させ、ストーリー上重要な役割を担う場合は通常パックにも収録する」との回答が掲載されている。
余談だが、プレインズウォーカー・カード1枚を含む60枚デッキ1個に、ブースター・パックが2個付いて1,200円(税別)のため、私は非常にお得感のあるセットだと思う。気軽に「プレインズウォーカー・カード」の強さを体験することができ、ブースター・パックも入っているため開封のワクワク感、そして若干のデッキカスタマイズ体験までもカバーしてくれる。「ブースター・パック2個に500円追加したらデッキが付く」と考えると、売れるのも納得。
『破滅の刻』プレインズウォーカーデッキ:2017年7月14日発売
日本語版 :Amazon / 楽天 / あみあみ / 駿河屋
《創造の魔道士、ニッサ》と《欺瞞の主、ニコル・ボーラス》
創造の魔道士、ニッサ (5)(緑)(緑)
プレインズウォーカー — ニッサ
[+2]:クリーチャー最大2体と土地最大2つを対象とし、それらをアンタップする。
[-3]:クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+5/+5の修正を受ける。
[-10]:あなたのライブラリーの一番上からカードを10枚見る。あなたはその中から、クリーチャーか土地である望む枚数のカードを戦場に出してもよい。残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
5
欺瞞の主、ニコル・ボーラス (5)(青)(黒)(赤)
プレインズウォーカー — ボーラス
[+3]:各対戦相手は、それぞれそのプレイヤーが土地でないパーマネント1つを生け贄に捧げるかカード1枚を捨てるかしないかぎり、3点のライフを失う。
[-3]:クリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。カードを1枚引く。
[-11]:欺瞞の主、ニコル・ボーラスは各対戦相手にそれぞれ7点のダメージを与える。あなたはカードを7枚引く。
5
プレインズウォーカーデッキ収録の宿命か、どちらもマナコストは非常に重い。《創造の魔道士、ニッサ》は①トリッキーなアンタップ能力、②クリーチャー強化、③ライブラリーからクリーチャーから土地を戦場に出す能力を持つ。奥義が派手で、たどり着ければゲームエンド。《欺瞞の主、ニコル・ボーラス》は①条件付きライフルーズ、②クリーチャー破壊+1枚ドロー、③7点バーン+7枚ドローの能力を持つ。8マナで初期忠誠度が5と低めなのがネックだが、戦場に出た瞬間から盤面に触れることができ、+3能力を連打するだけでもアドバンテージを得ることができる。
参考
『破滅の刻』のプロモカードとプレインズウォーカーデッキ
http://mtg-jp.com/publicity/0019039/