『エルドレインの王権』が正式発表
10月4日発売の新セット、『エルドレインの王権』が正式発表されました。
題材は「アーサー王のキャメロット伝説」と「おとぎ話(童話)」が題材になっており、それらにマジックの解釈をプラスしてアレンジされたものになっています。事前予想では字面から「エルドラージが…!?」などと予想していましたが、公開された情報を見る限り(完全に)違っていそうですね。ゲートウォッチの面々も今のところ登場するのかは明かされていません。
上のイラストは、『バトルボンド』で登場していたプレインズウォーカー、《ローアン・ケンリス/Rowan Kenrith(BBD)》?やたら強そうな赤ずきんのようなコスチュームを身にまとっています。公開された他のイラストを見ても、全体的にファンタジー感の強い世界観のようです。
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新たなカード枠:「ショーケース枠」
詳細は明かされていませんが、『エルドレインの王権』では「本」をモチーフとした新たなデザインのカードが登場します。上記のカードの例では、自身は1マナのクリーチャーのようですが、何やらテキスト欄の左側に「7マナ」の別のマナコストが描かれています。
更に、「ショーケース枠」と呼ばれる新たなパラレルカードの登場も名言されました。豪華な装飾が施されたこのショーケース・カードは、どのBOXからも少数(枚数は名言されず)入手できるようです。また、『エルドレインの王権』では、ショーケース・カードはコモン、アンコモン、レア、神話レアに存在し、Foilも存在します。
「Masterpiece」商法に近いものがありますが、1BOX買えばなにかしらは確実に入手できる点は大きく異なっていますね。
更に、特殊セットで登場していた「枠無しプレインズウォーカー・カード」や、『アルティメットマスターズ』で好評だった『拡張イラスト・カード』も登場。ブースター・パックから入手できるようになりました。コレクター向けの要素がぎっしり詰まったセットのようですね。パック開封をこよなく愛する私としては、「パックを買う明確な理由」ができたことは非常に嬉しいです。
●MTG 『エルドレインの王権』 ブースターパック 英語版BOX
新たなブースター・パックも登場
更に、今回の『エルドレインの王権』では通常のブースターパックに加え、「テーマ・ブースターパック」と「コレクター・ブースターパック」が仲間入り。全部で3種類のブースターパックが発売されます。それぞれの目的に合わせて購入するパックを選択できるようになりました。
①通常のブースターパック(ドラフト・ブースターパック)
【内訳】
・レア/神話レア 1枚
・アンコモン 3枚
・コモン 10枚
・土地 1枚
・宣伝カード/トークン・カード 1枚
【特徴】
・これまでと同様の販売スタイル
・今後、「ドラフト・ブースターパック」に名称を変更
・枠無しプレインズウォーカーやショーケース・カードも入手可能
・非プレミアム版のコモンのショーケース・カードは入っていない
②テーマ・ブースターパック
【内訳】
・レア/神話レア 1.1枚(1/10の確率でレア/神話レアが2枚)
・コモン/アンコモン 33〜34枚
・早見表カード 1枚
【特徴】
・英語版のみの販売
・『ラヴニカのギルド』で販売したものに酷似。偏ったテーマのカードを効率良く入手したいプレイヤー向け
・各セットによって異なるなんらかの「テーマ性」を持ったカードが35枚封入
・『エルドレインの王権』のテーマは「色」。それぞれの単色デッキに投入できるカードが入っている
・コモンやアンコモンの枚数はブースターによって異なる
例:赤のテーマ・ブースターなら、赤単デッキに投入できるカードが35枚入手できる
③コレクター・ブースターパック
【内訳】
・拡張アート版の、レア/神話レア 1枚
・プレミアム版の、レア/神話レア 1枚
・プレミアム版の、コモン/アンコモン 9枚
・特別カード枠(ショーケース枠や枠なしプレインズウォーカー)カード 3枚
・その他のカード 1枚
・プレミアム版トークン 1枚
【特徴】
・カードをコレクションしたいプレイヤー向け
・価格は20ドル〜25ドル程度
・拡張アート・カードはすべてがレア以上。コレクター・ブースターパックにしか入っていない
・「その他のカード」枠でBOX購入特典、PWデッキの新カード、Brawl Deckの新カードも入手可(非Foil)
参考
Making Magic -マジック開発秘話/ プロジェクト・ブースター・ファン
https://mtg-jp.com/reading/mm/0032718/