『灯争大戦』収録プレインズウォーカーカード:ファーストインプレッション
《謎めいた指導者、カズミナ》は他のアンコモンのプレインズウォーカーが霞んで見えるほど強力だと思っています。自分を含むPWとクリーチャーに除去を撃たせづらくするだけでなく、余裕がある場合にはトークン生成+ルーティングまでこなす器用さ。生成するトークンは2/2と馬鹿にできないサイズです。白目を剥いているのがやや残念ですが、全体的に大変お美しゅうございますのでイラスト面でも非常に人気が出そうな1枚。
余談ですが、《カズミナの変成》のフレーバーテキストが恰好良すぎます。これは人気が出そうですね…!
「哀れな永遠衆さん、あっちに跳ねていきなさい。ハエでも食べてればいいわ。」 ―カズミナ
《嵐の伝導者、ラル》は、イゼットらしい怪しい動きをするのでデッキ検討が捗りそうな1枚。自身を守れる能力は持ち合わせてませんが、4マナで初期忠誠度は実質6と高めなプレインズウォーカーです。インスタントやソーサリーを唱えた際のダメージはオマケですが、マイナス能力である「呪文のコピー能力」こそが本命でしょう。これ系のカードにありがちな、コピーするための呪文や能力起動にマナがかかるという弱点を見事に克服。4ターン目に唱えても、次のターンには5マナの強力スペルを2連打できると考えるとワクワクしますね。さぁ、コピーしたいスペルを探そう!
ちなみに、《発展+発破/Expansion+Explosion(GRN)》2枚や《二倍詠唱/Doublecast(M19)》を絡めることでスタンダード環境でも無限ダメージが出せます。流石に2枚コンボとまではいかないですし、相手の妨害にも弱いので隙は多そうなコンボですが、スタンダード環境でも無限バーンが狙えるというのは面白いですね。